ほっとひ・と・い・き vo.6
2019.08.17ブログ
八月も中旬となりました。帰省やお盆行事でお忙しい時節と思います。
私事ですが先日親の法事を執り行いました。
その時お坊様のお説教で、
「雨は雨なのに、私たちは
「雨でうっとおしいですね」と「恵みの雨になりました」
というように2通り、解釈します。
雨は雨なのですが」と仰せでした。
傘が無い時や雨が続く時は、
「うっとおしいなあ」と空を見上げ、
暑さが続く日のなかで夕立があると
「涼しいなあ。やっぱり雨は降らないとね。
作物にも必要やし。夏、断水するとこもあるし」
と独り言ちたり。
そんな風情も近頃は、
「10年に一度」「100年に1度」
と発生する集中豪雨や台風が
毎年猛威を振るう事態となっています。
テレビでも
「自分の安全は自分で守ってください。
早めの避難をお願いします。」
とニュースでアナウンサーが緊迫した雰囲気で
伝える場面が多く見られるようになりました。
私の地域は郡部で山や川が迫っている地形で近年は
相次ぐ大雨警報発令で毎年集会所が避難所となり、
私もその都度お手伝いに出向いています。
「雨は雨なのですが」――、大きな災害が起こらないよう、
こればかりは天にお願いし前もって対応をして備えなければなりません。
この夏も災害なく、みなさまお元気でお盆を迎えられると良いですね。
寺尾美智子