ほっとひ・と・い・きvоl・23
2020.01.15ブログ
1月17日は「阪神淡路大震災」から25年。
月日は経ちましたが、被害に遭われた方、
身内を亡くされた方など
今でも悲しみを抱えておられる方も多いでしょう。
あの朝は神戸から離れた我が家でも
西からゴゴゴッと地鳴りが押し寄せ、
すぐ「地震だっ」と分かり、
当時風邪でいっしょに寝ていた子どもに
思わず覆いかぶさって布団をかぶった記憶があります。
すさまじい揺れでした。
あれから25年経ちましたが、
当施設にも当時被害に遭った職員も勤務しています。
当時地元でも炊き出しに行くグループがあり、
調理のお手伝いをしました。
私も現地に行きたかったのですが、
子どもがまだ小さかったので
前日のお手伝いをさせていただきました。
現地でゴミが出ないよう、
全部仕込みをして送り出しました。
この阪神淡路大震災のあと、
「ボランティア」という概念が根付くこととなりました。
それから月日は経ちますが
災害は毎年のように起こっています。
「平穏である」「何事もなく平和である」ことが
じつは一番大切なことだと実感するこの頃です。
今年は災害の少ない年になりますよう。
施設長 寺尾美智子