2021.03.04
暦は早や3月になりました。梅や早咲きの桜の便りも聞かれ出し、春が待たれる今日この頃です。
さて当施設の1階地域交流ホールのしつらえを大幅に替えてみました。
本棚を設置し、介護の本や写真集、絵本や雑誌などを置いています。
棚の合い間に小さなグリーンや雛飾りなども置いて、
ご利用者のみなさんのくつろぎスペースとして使っていただいています。
2021.02.26
ユニット紹介 ✿ たかお8丁目 ✿
こんにちは、2月は暖かくなったり寒くなったりと
寒暖の差が激しいこの頃ですが、少しずつ
日が長くなってきたような気がします。
さて今日はたかお8丁目のご紹介をいたします。
ユニットは施設最上階の3階にあり、三条通沿いの
窓からは太秦周辺の景色を一望することができ、
お天気の良い日には東方面に京都タワーを見る
ことができます。
今年の元日にはご入居者様と一緒に初日の出を
見ることもできました。
ご入居者様も思わず「きれいな初日の出やね」と
まぶしそうにされながらも、手を合わせて
拝んでおられ、良い一年になるよう
一緒にお願いしました。
さて当ユニットではご入居者さまご家族様の
意向を受けて、これまでお看取りをさせて
いただいた方が3名おられます。
最期までその人らしく、ここが自分の居場所、
住まいであると思っていただけるよう、
家族様とのひとときも大切にしながら
穏やかな日々が送れるよう、職員一同
模索しながらではありますが
支援させていただきました。
お見送りする時にご家族様から
「ここで最期まで看てもらえて良かった」
と言っていただける時、
お別れの悲しみと、穏やかなお顔で
送ることが出来て良かった
という思いが交錯します。
コロナ過で大きな行事やレクリエーションを
自粛することも多いですが、
ご入居者様が笑って楽しめる毎日を
大切にしていきたいと思っています。
2021.01.21
『ユニット紹介』嵐山2丁目
嵐山2丁目の紹介をいたします。
2丁目はおとなりの3丁目の
聴覚ユニットと連携して行事を行ない、
一緒に楽しんでもらっています。
職員は手話での会話も支援しています。
ユニット目標は
「入居者と職員の思いを大切にし
笑顔と丁寧な言葉使いを
――キラリハットを報告し合おう」です。
「ヒヤリハット」
（事故につながる、ヒヤッとしてハッとした事案）
だけではなく、ご入居者様の「キラッと」輝く笑顔・
言葉・しぐさなどをみんなで共有していこうという取組みです。
職員から提案があり、ユニットで取り組んでいます。
また当ユニットも「ご利用者担当職員」を決めており、
ご利用者様の思いをくみ取る支援をしています。
ここ2丁目はパソコンを使われる方、
新聞を読まれる方、お家のことがちょっぴり心配になられる方、
医療のニーズが高まって来られた方など
いろいろなニーズをお持ちの方が居られるユニットです。
そのニーズの一つ一つに「キラリハット」を見出しながら、
私たちは支援をしていきたいと思っています。
2021.01.18
あらためまして
新年あけましておめでとうございます。
例年のお正月ご面会は中止とさせてい
ただきましたが、
年賀状仕立てでご利用者様のお写真
（羽子板や破魔矢を持って記念写真）を
お送りいたしました。
来年はこれまでのようにご家族揃って
お正月の記念写真を撮ることができますよう
祈念する次第です。
さて年末・お正月の行事は
・クリスマス会（各ユニットでおこないました）
・お抹茶の会
・新春弁当
・お正月の遊び
（書初め・百人一首・獅子舞飾りつくり・おみくじ）
などを取り組みました。
初釜なども今後少人数でおこなっていく予定です。
「コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が
いよいよ京都にも発令されました。
今後の対応についてはまたお知らせすることも
あるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
2021.01.08
新年あけましておめでとうございます。
登る初日の出に
「今年こそ穏やかな一年でありますように」
と手を合わせ、拝みました。
さて、今年も「ユニット・各課紹介」から
始めさせていただきます。
本年もよろしくお願いいたします。
ユニット紹介「さが4丁目」
さが4丁目ではユニットが自宅のように
心地よく過ごしていただけるよう、
しつらえの工夫に頑張っています。
玄関やフロア、くつろぎのスペースには観葉植物で
心和む雰囲気を…、またその時期ごとに
タペストリーを飾り、季節を感じていただいたり…。
ご入居者様からは
「クリスマス、冬やなあ、次はお正月やなぁ」と
楽しみにしてくださっている方もおられます。
昨年は日当たりの良い南側のベランダで
夏野菜を育てました。
「花が咲いたよ」「実がなったよ」とご入居者様や
職員共に毎日楽しみに見ていました。
先日は冬の花の植え替えもおこないました。
その花をモチーフに絵を描かれる方や
日向ぼっこをして眺める方、
花の話題で職員やご入居者同士の会話も弾み
楽しんでいます。
また玄関を入ってすぐのスペースを
「ギャラリー4丁目」と称し、
ご入居者様の趣味の小物や絵手紙の作品、
塗り絵やユニットの共同作品を飾っています。
最近ではユニットで「貼り絵」も行っており、
色紙をちぎりながら、貼りながら・・、
指先や頭を使い、会話を楽しみ、
和気あいあいとしたひとときを過ごされています。
食事面でも、少しでも「自宅のように」をモットーに、
陶器の器での提供をおこなっています。
ご入居者様からは「器が替わるだけで美味しそう」
との声を頂いています。
今後も少しでも自宅のように
心地よく過ごしていただけるように、
取り組んでいきたいと思っております。
2020.12.30
いよいよ今年も残りわずかとなりました。
今年は「コロナウイルス感染症」という未曽有の危機に陥った一年でした。
ご利用者・ご家族の皆さまには
多大なご心配をおかけ致しました。
また職員およびその家族にも
今なお多大なご協力を頂いているところです。
ここに厚くお礼申し上げる次第です。
皆が協力しあって何とかこの危機を乗り切り、
来る2021年が健やかで穏やかな一年になりますことを祈念致しまして
ご挨拶に代えさせていただきます。
2020.12.07
ユニット紹介 「あらしやま １丁目」
1丁目は当施設ではショートステイ（短期入所１０床）で、地域の皆さまに
ご利用いただいています。おかげさまでリピーター様も多く、顔見知りになった
ご利用者も大勢居られ、過ごしていただいております。
1丁目の目標は
「在宅と同様にＡＤＬ（日常生活動作）を維持し楽しく過ごしていただく支援をします」
をあげています。
ご自分でできることは自らおこなっていただけるよう支援し、
毎日のラジオ体操や上下肢運動、口腔体操も取り組んでいます。
またレクリエーションにも力を入れており、「おやつレク」、「カラオケ」、
テーブルゲーム、トマトやナスなどの野菜つくりや、持ち帰っていただける手芸
（マスコットや花作りなど）をおこなっています。
「楽しいわあ」「「うれしいなあ」と笑顔でおっしゃっていただくのが私たちにも励みになります。
今後も楽しみを持っていただき、笑顔があふれるユニットにしていきたいと思います。
ご利用につきましてはお気軽にお問合せ下さい。
2020.12.05
～ユニット紹介「たかお９丁目」～
私たちの日日の支援のひとつとして、ご利用者が車椅子に座っている時の姿勢を見直すことを取組みました。
高齢の方であっても寝たままではなく、起きる、立ち上がる、座るということは、生活を広げる意味からもたいへん重要な動作です。
が、座っている時に姿勢が崩れてしまうと車椅子からずり落ちたり、床ずれ（褥瘡）が出来たり、食事の際に誤って気管に食べ物や飲み物が入り（誤嚥）、それによって誤嚥性肺炎を引き起こす原因になったりします。
車椅子に座るご利用者が安全に安楽に座っていただくために、職員間で研修をし、実際に体験しながら改良をかさねました。
①ずり落ちそうな姿勢
②しっかり腰や臀部を支えるクッションを作る
③正しい座位を保っている
5分も持たず、ずり落ちをしていた方も、1，2時間、しっかり座っていただけるようになりました。
(なお写真のモデルは施設職員です)
9丁目のご利用者は毎晩晩酌（ノンアルコールですが）されたり、新聞を読まれたり、お喋りに興じたりと
ご自分のペースで好きなことを楽しまれています。
今後も楽しみの支援が充実いていけるよう、努めていきます。
2020.11.30
たったひとりのお茶会
ご利用者で食事がだんだん入りにくくなって来られた方が居られます。
以前茶道を習っておられたということで、
お部屋にも茶道具を置かれています。
そこで「たったひとりのお茶会」を開催することに致しました。
一階交流ホールでお茶席を設けました。
道具もお部屋からお借りし、
香炉で白檀の香を焚き、
花入れには庭先のモミジとホトトギスの花。
お菓子は和菓子の「柿」。
お詰めは一保堂。
抹茶碗もご家族が持って来られたものから、
モミジを散らしたものまで机に並べて飾り、
お好きな椀を選んでもらいました。
またご家族の写真立ても飾りました。
秋晴れの暖かい一日、
たくさんの職員に声を掛けられ、
たったひとり（されどひとりーー）のお茶会ですが、
秋の雰囲気とちょっぴり増した食欲と笑顔が見られた一日でした。
2020.11.22
6丁目ユニット紹介
6丁目は「入居者さま一人一人が日々喜びや楽しみを感じられるような支援に努める」を
合言葉に日々の支援をしています。
6丁目ご利用者には氷川きよしの大ファンの方、
パズルを楽しまれる方、
書道や茶道をされていた方など
現在もさまざまに楽しまれており、
その生活を支えることを目標にしています。
行事ではお隣の5丁目と協力しながら、
クッキングレクでは「太秦春のパン祭り」、
巻き寿司（職員の手巻きです）、
流しそうめん、秋のシチューなどを楽しんでいただいています。
ユニットで夏まつりを開催し、
焼きそば・ウインナーを提供し、
ヨーヨー釣りや射的のゲームを行いました。
職員もハッピや作務衣を着て雰囲気を盛り上げました。
中秋の名月の日はお月見のお茶会を行い、
お抹茶のお点前と職員お手製のおはぎで楽しみました。
今後とも季節の催しや誕生日会の開催、
また日々の支援を通して、楽しんでいただければと思います。
2020.11.03
秋晴れの一日、ご利用者と春の球根やパンジーの植え付けを行いました。
「花の正面はこっちかな」「きれいな花やねえ。」と言われ、ポットから花苗を
そっと取り出し、植え付けていただきました。
春にはパンジーやチューリップ、水仙やクロッカスがきれいに咲いてくれると思います。
先日テレビで、綾部バラ園が紹介されていました。
この地はもともと綾部のグンゼ（肌着等のメーカーですね）があったところです。
郡是（ぐんぜ）として地域のためにと製糸業が立ち上げられ発展しました。
歴史がありますね。
バラは春と秋の2回、花を咲かせるそうです。ちなみに春のバラ園はコロナの影響で
閉鎖されていたとのこと。
このバラ園には株分けされた「アンネのバラ」も植えられているようです。
秋の一日、みなさまもきっといろいろなところへお出掛けされたと思います。
2020.11.03
ユニット紹介 「さが５丁目」
5丁目の年間目標は「ワンチームケア」をかかげました。
ここには「ワンチーム（組織・職員の一体感）をつくるために、ご入居者が
安心安全に生活していただけるよう、職員一人一人がご入居者の小さな変化を
見逃さず、明るい雰囲気でユニット支援をおこなう」という意味を込めています。
この目標をかかげ、ご入居者に寄り添った支援をと心掛けています。
季節に応じたレクリエーションでは、本物の竹を伐採し組んで作っておこなう
「流しそうめん」は5丁目の風物詩となりました。
普段はなかなか食が進まない方も、スプーンの方も、お箸を持ってチャレンジです。
この竹製流しそうめんセットはよそのユニットにも貸し出すほどです。
このほか、今年は夏まつりや巻きずし、「秋の味覚を楽しむ」行事などを
取り組みました。また季節のしつらえとしてクリスマスにはクリスマスツリーを、
お正月には門松をといった飾りつけで、ご入居者が四季折々を感じていただき、
彩りある生活を過ごしていただけるようおこなっています。
今年もご入居者といっしょに飾りつけをしたいと思います。
今後とも5丁目での生活が楽しく満足いただけることをめざして、
ワンチームで支援をしていきます。
