うずまさ共生の郷ブログ
2021.07.14
看取りの人(1)
当施設では「お看取り」をさせていただいております。
医師の診察・診断により、治療・平癒が見込めない
状況になった時、ご家族様と施設職員(医師・看護師・
施設長などの職員)で、まずご家族のお気持ちを充分
くみ取ってお話をさせていただきます。
施設にご入居される方はすでにお連れ合いを
亡くされた方も多く、「私の時は何もせんとってな」
と言われている方も多いです。
でも残されるご家族様は「それでよいのだろうか」
と逡巡されます。
それはまったくその通りだと思います。
一番近しい人の最期をどう受け止めていくのかー、
それが(施設職員である私もふくめ)残った家族に
「来し方行く末」をもう一度辿らせてくれる道でも
あるように思います。
次回からは「お看取りの方」が私たちに
はっと気づかせていただいた小さなことを
お伝えできればと思います。
なおプライバシーには充分配慮して記載いたします。
[うずまさ共生の郷ブログvol.113]