うずまさ共生の郷ブログ
2021年09月
2021.09.29
ほっとひ・と・い・き vol。79
これまで私は草引きしかしていなかった我が家の畑。
夫が野菜を植えています。
私も「花を育てようかな」と思い立ちました。
ちょうど7月、今から育てればお盆のお墓に供える花が育つかも。
初めて夏菊の苗とヒャクニチソウと千日紅を植えました。
おかげでちょうどお盆のころに花が真っ盛りとなり、
花屋でパンパスグラス(ススキの大きいの)を買い足すだけで、
菊や花をお墓に供えることができました。
もちろん花屋さんで売っているようなきれいな花には及びませんが、
「そうだ、お義母さんも畑で花を育てるのが好きだったなあ」と
思い出しました。
家で育てた花を切ってきて飾るというのは、じつはすごくぜいたくなことです。
ご利用者も「花を育てるのが好き」と言われる方もたくさんおられます。
さて、私の次の課題は来年咲く花が(当地は寒いので)
寒さにやられないかを考えることです。
寺尾美智子 (no.79)
[うずまさ共生の郷ブログvol.136]
2021.09.29
ほっとひ・と・い・き vol。78
先に「お彼岸」の記事を掲載しました。
私事ですが我が家は夫婦で激安ツアーに参加するのが趣味です。
一番感動した旅行が中国西安への旅でした。西安は昔の都・長安です。
ここからシルクロードへの旅が始まった貿易の町。
また仏教を求めて玄奘三蔵がインドに向かって旅立った地
(「西遊記」)でもあります。
遣唐使の安倍仲麻呂も後に真言宗をひらいた空海もこの地をめざしました。
上海から国内線を乗り継いで西安に向かう飛行機は西へ西へと
向かうのでいつまでも沈まない夕日をずっと追いかけて飛んでいきます。
雲ははるか下。
スチュワーデスさんも「きれいな夕日です」と私たちに教えてくれました。
昔は何か月もかかった唐の都へ飛行機が飛んでいきます。
私は特に信心深くはありませんが、この西安の夕日はいにしえに思いをはせ、
格別に感慨深いものがありました。
寺尾美智子 (no.78)
[うずまさ共生の郷ブログvol.135]
2021.09.27
ほっとひ・と・い・き vol。77
9月20日は国民の祝日「敬老の日」です。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
日として制定されました。
当施設の最高齢はめでたく100歳を迎えられた女性です。
男性の最高年齢は95歳。
また「百寿(100歳)」「卒寿(90歳)」「米寿(88歳)」
「傘寿(80歳)」「喜寿(77歳)」の方もそれぞれ居られます。
施設ではこれまで「敬老祝い」を交流ホールで行なっておりましたが、
「コロナウイルス感染症」のため昨年と同様にお祝い品を
みなさまにお渡しする予定です。
長寿を寿ぎ、みなさまお元気でお過ごしいただくよう
ご祈念申し上げてお祝いの挨拶とさせていただきます。
寺尾美智子 (no.77)
[うずまさ共生の郷ブログvol.134]
2021.09.27
「聴く・語る」~ご利用者のお話から~(5)
~ 「聴く・語る」 ご利用者のお話から ~
旅行が好き。デパートは大丸の食堂、
丸物(元近鉄の前身)によく行った。
天神さんや弘法さんにも行ったで。
好きな本は「吾輩は猫である」、
好きな映画は「誰がために鐘は鳴る」。
社交ダンスも習って、「ルンバ」を踊った。
お花は未生流、お茶は裏千家。おしゃれをすることが好き。
好きな食べ物はお肉。
(活発な女性でご活躍でしたね、
いつまでもその気持ちを忘れずに!)
寺尾美智子 (no.76)
[うずまさ共生の郷ブログvol.133]
2021.09.27
今日は何の日?(2)
今日は何の日?「秋のお彼岸」
お彼岸は「春分の日」「秋分の日」を中日として
前後3日間計7日間をいいます。
「秋分の日」は
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ」祝日です。
仏教(浄土思想)の極楽浄土は西方にあり、
1年のうちで「春分の日」「秋分の日」は太陽が真東から
昇り真西に沈みます。
西方へ沈む夕日を礼拝し極楽浄土に思いをはせたのが
「お彼岸」のはじまりと言われています。
お彼岸はお墓参りをしたり、
ぼたもち(牡丹=春の花からこう呼ぶ)や、
おはぎ(萩=秋の花からこう呼ぶ)を
つくったり食べたりするという
思い出と深く結びついている行事ですね。
「親を思わば夕日を拝め 親は夕日の真ん中に」
五木寛之著 「親鸞」より
寺尾美智子 (no.75)
[うずまさ共生の郷ブログvol.132]
2021.09.27
ほっとひ・と・い・き vol。74
身辺雑記「東京オリンピック・パラリンピック2020」
8月から9月にかけ、「コロナウイルス感染症」により1年延期に
なった「東京オリンピック・パラリンピック2020」が開催されました。
開催の是非については賛否両論ありました。
「コロナウイルス感染症」さえなければ国を挙げて応援していたと思います。
高齢者のみなさんは生涯で2回のオリンピックを楽しめたでしょう。
世界の国々との交流もさかんだったでしょう。かえすがえすも残念です。
そんな中、先日閉幕した「パラリンピック」はまた違った世界を
私たちに見せてくれました。
「多様性と共存」――、今回のパラリンピックで輝いたキーワードであり、
障がいを持ってなお、生きる力を存分に発揮する「人間の力」に圧倒されました。
「自分も何か出来るのでは」「何かしたい」と純粋に思わせてくれました。
次のパリオリンピックは、コロナを収束させてみんなで観戦したいものですね。
寺尾美智子 (no.74)
[うずまさ共生の郷ブログvol.131]
2021.09.19
バナナ寄贈いただきました
(株)朱常さまより
バナナを寄贈してくださいました。
いただいたバナナをどのようにすれば
ご入居者さまがお喜びになってくださるのか
各ユニットみんなで相談し
色んな形でバナナをお出しします。
バナナケーキやヨーグルトポンチ
ミックスジュースなどなど
皆さまに「おいしい!!」「最高!!」と
喜んでいただけました
[うずまさ共生の郷ブログvol.130]
2021.09.14
レクリエーション「秋の絵手紙講座」
朝夕は少し涼しくなり、
草むらでは虫の音も聞こえだしました。
4・7丁目の依頼を受け、
「秋の絵手紙講座」を開催しました。
ほおずき、秋なす、レモン、丹波しめじ、
ミニトマトなどの秋の食材を中心に、
まず墨で下絵を描きます。
ご利用者にはお好きなように
色をのせてもらいます。
色鉛筆のぬり絵風、
油絵風とさまざまに楽しんでいただきました。
作品は「ギャラリー4丁目」で飾られています。
モデルの役目を終えたレモンは、
その後レモンティーとして
ご利用者に提供されました。
vоl。73
[うずまさ共生の郷ブログvol.129]
2021.09.11
レクリエーション「盆踊り」
8月は「盆踊り」レクを楽しみました。
みなさんよくご存じの
九州「炭坑節」、
お手製の小さな花笠を持っての
「花笠音頭」、
ここは京都ですがと前置きしての
「東京音頭」など、
踊りやすくアレンジをして
唄って踊って楽しみました。
ショートステイのご利用者は
「実家は九州」と言われる方が
けっこうおられ、「炭坑節」はもちろん
「黒田節」「鹿児島おはら節」と、
歌詞がなくても
思い出してうたわれる方もありました。
ご自分が小さいころ、
あるいは子どもや孫を連れて
盆踊りや花火大会を楽しんで
夏を過ごされたのではないでしょうか。
(vоl。72)
[うずまさ共生の郷ブログvol.128]
2021.09.01
「看取りの人」(4)
ショートステイご利用の方でした。
日常生活はほぼ全介助です。
ベッドや車いすからの立ち上がり等も
介助していました。
ショートステイはご自宅と施設を交互に利用されます。
施設では夜中に巡回をするのですが、利用開始当日の夜中、
何とご自分でベッドに腰かけておられたのです!
一人で座られるところを私は初めて見ました。
動きたいときもコールボタンを押されますので、
これまで自分で座られることは
まったくありませんでした。
しっかり座っておられました。
その光景を見て、
きっとご自宅では家族に迷惑を掛けたくないと思って、
ご自分でされていたんだろうと推察しました。
その気持ちやあっぱれ!という感じです。
告別式では
「ほんとは着物が好きだったけど、
洋服とサングラスで旅立ちました」
とご家族様は仰せでした。
寺尾美智子 (no.71)
[うずまさ共生の郷ブログvol.127]
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