うずまさ共生の郷ブログ
2020.11.30
ほっとひ・と・い・きvоl。51
たったひとりのお茶会
ご利用者で食事がだんだん入りにくくなって来られた方が居られます。
以前茶道を習っておられたということで、
お部屋にも茶道具を置かれています。
そこで「たったひとりのお茶会」を開催することに致しました。
一階交流ホールでお茶席を設けました。
道具もお部屋からお借りし、
香炉で白檀の香を焚き、
花入れには庭先のモミジとホトトギスの花。
お菓子は和菓子の「柿」。
お詰めは一保堂。
抹茶碗もご家族が持って来られたものから、
モミジを散らしたものまで机に並べて飾り、
お好きな椀を選んでもらいました。
またご家族の写真立ても飾りました。
秋晴れの暖かい一日、
たくさんの職員に声を掛けられ、
たったひとり(されどひとりーー)のお茶会ですが、
秋の雰囲気とちょっぴり増した食欲と笑顔が見られた一日でした。