うずまさ共生の郷ブログ
2020.12.05
当施設 各課の紹介⑦
~ユニット紹介「たかお9丁目」~
高齢の方であっても寝たままではなく、起きる、立ち上がる、座るということは、生活を広げる意味からもたいへん重要な動作です。
が、座っている時に姿勢が崩れてしまうと車椅子からずり落ちたり、床ずれ(褥瘡)が出来たり、食事の際に誤って気管に食べ物や飲み物が入り(誤嚥)、それによって誤嚥性肺炎を引き起こす原因になったりします。
車椅子に座るご利用者が安全に安楽に座っていただくために、職員間で研修をし、実際に体験しながら
改良をかさねました。
写真は
①ずり落ちそうな姿勢
②しっかり腰や臀部を支えるクッションを作る
③正しい座位を保っている
5分も持たず、ずり落ちをしていた方も、1,2時間、しっかり座っていただけるようになりました。
(なお写真のモデルは施設職員です)
9丁目のご利用者は毎晩晩酌(ノンアルコールですが)されたり、新聞を読まれたり、お喋りに興じたりと
ご自分のペースで好きなことを楽しまれています。
今後も楽しみの支援が充実いていけるよう、努めていきます。