うずまさ共生の郷ブログ
2021.07.13
レクリエーション・クラブ活動
新茶の会
夏も近づく八十八夜……♪
今年の八十八夜は5月1日でしたが、
関西ではだいたい4月初旬から5月中旬にかけて
新茶の収穫が行われるそうです。
うずまさ共生の郷では、毎年1階ホールで
「新茶の会」を行いますが、今年は感染症対策
のため、各ユニットで小さなお茶会を催しました。
今回用意したのは、宇治、八女、鹿児島の、
3種類の新茶です。
同じ新茶でも香りと味わいは産地によって
違います。まずは抽出前の茶葉を並べて、
香り比べをしました。
「鹿児島のお茶が一番香るな。いや、こっちかな」
新茶はカフェインが少ないため、普段煎茶を淹れる時より
やや高めの温度で淹れます。
「あぁ、良い香り、美味しいわぁ」
「お茶碗もきれいやね」
器は、新茶の緑が映える香蘭社のものをご用意しました。
あるご利用者は、ひと口お茶を口に含んだ時、
パッと顔を輝かせて、
「苦い中にも甘みがあるね」
そしてごくごくと残りを飲まれた後、
「日本の味や、百まで生きるわ」
とおっしゃいました。
お茶好きな方も多く、むかし九州に行った思い出を
語られる方、「私、お茶飲みやから」とお代わりを
される方……。
みなさま終始穏やかなお顔をされて、お茶会は和やかに
進みました。
[うずまさ共生の郷ブログvol.110]