うずまさ共生の郷ブログ
2021.07.21
ほっとひ・と・い・きvоl。57
♪~「六月の歌」から「あめふり」~♪
「あめふり」の歌は高齢者の思い出に深くかかわる歌です。
歌詞は「お母さんが学校に傘を持ってお迎えに来てくれた、
カバンを肩にかけて一緒に帰る、そのとき友達が傘が無くて
柳の木の所で泣いていた。
お母さん、僕のを貸しましょうか。
君、この傘さして。僕はお母さんの蛇の目傘に入って帰るから」
といった5番まである歌詞なのですが、
「お家の人のお迎え」「なぜ蛇の目傘っていうの?」
「蛇の目は女の人の傘?男の人の傘は?」
「カバンを肩からかけるってどんなカバン?」
という具合にお尋ねすると話が何と広がること。
ちなみに「蛇の目傘」は紫やえんじ色の女の人用の傘で、
嫁入り道具の一つだったそうです。男の人は番傘か蓑。
「納屋にまだ有るかもしらんわ、
ながいこと開けてへんからもうぼろぼろやろけど、」
と笑う方も有りました。
思い出がいっぱい詰まった一曲です。
(「あめふり」は作詞北原白秋、作曲は中山晋平です)
[うずまさ共生の郷ブログvol.116]