うずまさ共生の郷ブログ
2022.03.06
「聴く・語る~戦争のこと7」
「女学校のとき、
私の学年だけ学徒動員に駆り出された。
“大和なでしこ”のハチマキ締めて、
岡山の造船所に通った。
学徒動員だけお弁当が出た。
中身は麦と大豆、イカナゴと大根の葉を炊いたの。
鉄板の作業をするのに、
熱い鉄板が指の上に誤って落ちた。
みるみる腫れてきて、軍医さんが麻酔もかけず、爪をやっとこで剥いだ。
足もばい菌が入ったか腫れて、
看護婦さんたちに押さえつけられて麻酔なしでえぐられた。
痛い目にあったので、辛抱強いと思います。」
vоl。107
[うずまさ共生の郷ブログvol.163]