うずまさ共生の郷ブログ
2019.12.10
ほっとひ・と・い・きvоl・17
11月、「地域交流事業」として
「防災は男女共同参画の視点から~避難所設営体験講座」を開催致しましたところ、
20名の参加をいただきました。
当日は京都府男女共同参画センターらら京都の講師をお招きし、
実際に「避難場所をどのように設置していくか」
「高齢者・障がい者・赤ちゃんのおられる家庭などにどのように配慮していくか」
「設営を体験しよう」という流れで研修を行いました。
パーテイションで区切った個別のスペース、
避難者の安全を守るつくり、また非常食の試食もおこない、
実際に自分が設営の現場に立ち、
どう考えどう動くかを体験しました。
そのなかでも段ボールのベッドは簡単に作れ、
かつ寝心地も良く、また終了する時は荷物入れに活用できるなど一石三鳥の優れた物資でした。
「百聞は一見にしかず」、
実際に触れて体験してみてわかったこともたくさんあります。
参加者のご感想も「ニュースの中の話かと思っていたが実際の話を聞けてよかった」
「今ここで何が出来るかを意識することが大切と感じた」などなど、
自分のこととして考えられたことが浮かび上がってきました。
昔は山間の集落等の避難などがテレビで放送されていたのが、
現在は異常気象により一年通して、
また都市部の被害が甚大になっているのはご存知のとおりです。
当施設でもご利用者職員の安心安全を守り、
今後は「福祉避難所」としての役割を果たすべく
対応していきたいと考えております。
施設長 寺尾 美智子