うずまさ共生の郷ブログ
2021.11.16
「ご朱印帳」
以前、施設での職員研修で
「趣味があるということは
ストレス発散の意味でも大事なことですね、
みなさんの趣味は何ですか」
と聞いた時、「ご朱印を集めています」
または「お寺巡りをしています」という
職員さんが何人かいました。
実際、本屋さんではけっこうなスペースを取って
さまざまな色柄のご朱印帳が並んでいて、
人気の高さがうかがえます。
ご利用者の「聴く・語る」でもよくお話しに出てくる
「西国巡礼三十三か所」。
ご朱印をご朱印帳や軸、
白衣(おいづる)にいただきます。
西国三十三か所は私も行かさせてもらっていて
(あと何か所か残っており
琵琶湖の竹生島は大阪の友人と
行く約束をしていながらいまだ果たせず)、
四季折々の花や自然の美しさ雄大さ、
そして平安の昔から「観音信仰」として
人々の篤い信仰を集めてきたことが
そこここに見て取れます。
ご朱印をありがたくいただいて、
本堂横に置いてあるドライヤーで墨を乾かすのも
今と昔が混在していておもしろいものです。
奈良の長谷寺に行ったときは、
「あー、ここが源氏物語に出てくる初瀬詣での長谷寺か・・。」
と感じいった次第です。
コロナ禍のせいか2年延ばして
2023年3月まで「西国三十三か所草創1300年」
を記念してさまざまな法要や特別公開が行われるようです。
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